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    昆明支部にて夏期インターシッププログラムを実施!雲南大学、雲南師範大学、雲南滇池学院、雲南民族大学より15名が参加!

 2012年より開始した「アジア未来への人材プロジェクト」の一環として、雲南で日本語を学ぶ学生たちに実践の場を提供し、アジアの架け橋となる人材を育成することを目的に、夏季・冬季の年2回、雲南支部事務所にてインターンシップを実施しています。今回の募集には、雲南師範大学と雲南大学外国語学院との提携のおかげで、15名もの応募が寄せられ、一度に受け入れが難しいことから、前期・後期に分け前期は7月14日〜8月1日、後期は8月4日~8月22日の実施となりました。参加者の内訳は雲南滇池学院日本語学科から6名、雲南師範大学日本語学科より4名、雲南大学日本語学科4名、雲南民族大学日本語学科1名の全15名が参加しました。
 そんな松田さんから雲南の学生に、日中の産業動向や、これからの時代を生き抜くために必要なことなどをお話いただき、学生たちに刺激と学びへの意欲を一層高めてもらおう!というこの企画。

プログラムは、実施に前に大学とも相談し就職活動に役立つ様、先ず職場マナー研修から始まり事業企画や市場調査そして、日本語翻訳など幅広い内容となりました。

前期のチームはオリエンテーション後に「25の小さな夢基金」プロジェクトで支援している高校生とサポーターとの手紙の翻訳業務、日本雲南大学生スタディツアーの資料作成などの翻訳を中心に行ないました。中国語から日本語への翻訳は日本人職員が指導し日本語から中国語への翻訳は中国人職員が指導を行いました。
そして協会プロジェクト・アジア新産業研究会への企画を全員で考案。テーマは“日本で雲南省の特産を販売する”というもの。一人一人の学生が特産を調べた結果、生花や玉渓のグミ、翡翠などの商品企画を考案。次に2つのグループに別れ、雲南省で日本の“太陽光発電”技術を使った商品を販売する方法、雲南省の食材を使ったスイーツの考案に取り組み、インターネットの情報と日頃の発想や感覚をもとに、学生らしいアイディアがいろいろ出ました。太陽光発電グループは、遠方の故郷から電車で昆明に来る学生向けに太陽エネルギーを利用した充電池を企画、スイーツのグループは、クルミと生花を使った串団子を企画。最後の2日間は作った企画書に基づき串団子の試作をしたが、味はともかく参加者のみなさん、なかなか企画書通りに進まないということを痛感していました。

後期グループは「春蕾クラス」での日本語授業指導を行なったことから次期日本語授業のカリキュラム作りに挑戦。慣れないパソコン作業に四苦八苦しながらも粘り強く完成させ、次には雲日国際大学生協力会(当協会学生団体)の一年間のボランティア活動をまとめた会報作りに挑戦しました。どんな記事を盛り込むか考え、原稿作成、写真選定、デザインまですべてインターン生が4日間かけて完成させました。東京本部との定例会議では不足点も指摘されましたが、自分たちが作った新聞がカラーで印刷されたのを見て、とても嬉しそうでした。

インターン生は、いままで体験したことのない仕事に新鮮さを感じながら様々な業務を我慢強く集中してやり遂げ、最後には、それぞれのチームで団結力が生まれました。今後も協会ではプログラムのアップデートを重ね雲南の大学生のスキルアップを目指し定期的に実施して行きます。

▼雲南大学生の感想はこちら▼
雲南支部大学生夏季インターンシップの感想 1
雲南支部大学生夏季インターンシップの感想 2


 協会はこれからも、日本と雲南省の学生を応援します。


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  更新日: 2015年1月23日 20:44 copyright