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日本と雲南の学生たちが相互理解と国際貢献をめざす
第1回
日本雲南大学生交流スタディツアー |
2014年8月27日~9月6日
中国雲南省で開催
今回の2014年度夏は日本の大学生12名が中国雲南省を訪問し、日本語を学ぶ現地大学生16名と共同チームを組みました。
協会の実施した独自のカリキュラムに則って、「学生だからこそできる社会貢献」を頭文字に具体的な探求テーマを7つ設定し、7つのチームに分かれました。
探求テーマに沿ったディスカッションを重ね、現地でフィールドワークを行いました。
協会が過去に培ってきた関係各所の協力で「食文化交流」「企業・産業視察」
「協会の支援する小学校への訪問及び貧困地域での暮らし」「少数民族の村での農業体験」等を行うことも出来ました。
チームで作り上げた「学生だからこそできる社会貢献」プランは最終日に発表審査会にて、発表しました。
「協会の支援する小学校への訪問」
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第19校目 楚雄武定県 老木坝小学校
日本と雲南のお兄さんお姉さんが来て、子どもたちははしゃぎっぱなし。オリエンテーションではAKB48の恋するフォーチュンクッキーをみんなで輪になって踊りました。それから折り紙やバスケットボール、お絵描きなどをして、たくさん一緒に遊びました。「言葉が通じなくても、素直で可愛い子どもたちと接していると、心が純粋になる」と感想が聞かされました。この時間になっても、子どもたちに負けじと大学生たちもまだまだ子どもたちと遊んでいます。子どもたちの一番人気はゆうたくんのようです。
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第21校目 寻甸県 日中友好老村小学校
サイレンの様な鐘が鳴ると小さな子ども達が一斉にわっと出てきて、私達がきてくれたことを喜んでくれました。30分と短い時間ながらも、雲南学生による遊びできゃっきゃっと大盛り上がり!子どもと日本の学生は言葉を通じないながらも、笑顔一杯に。
遊びを一度終えると、学前クラスの子ども達と校長先生と一緒にイ族の村へ。毎日通う子ども達はスイスイ行くのに対して私達はヒイヒイ。長い道のりと坂道がとても大変でした。村を訪れた時間がまだ陽が高い時間で農作業などに出掛けてる御家庭も多い中、一軒の煙草農家にお邪魔し、早速フィールドワーク。短時間ながらもとても有意義な時間になりました。
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雲南省滞在は1週間という短い間でしたが、多くの出来事が学生たちに降りかかり、立ちふさがり、ぶつかってきました。
雲南の大学生とは勿論のこと、日本の大学生同士でも異文化体験だと思えることがありました。
広い視野を持つとはどういうことなのかを体感した日々でした。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、感情を揺さぶられて過ごした雲南滞在は間違いなく、雲南の大学生だけでなく、日本の大学生の成長にもなりました。
今ハッキリといえることはスタツアに参加した大学生同士はこれからも仲間であるということです。
これからの社会の働き手となる私たちが仲間になれたことは日中友好の第一歩であり、私たちの友人、友人の友人と少しずつ友好の輪が広げることができると確信しております。
【参加大学生(順不同)】
■日本側
前島 有加里、山下 真知、田村 統久、竹内 拓海、森泉 美範、大富 まりあ、
瀬崎 あきら、木下 千尋、宮崎 晃平、渡部 優美、酒井 由太、高山 大司
■雲南側
張 哲、劉 依萌、白 雯璟、王 娜、甘 黎、文 家豪、
包 茜、王 金丹、周 婧怡、卞 子豪、謝 曦翎、朱 倞、
劉 寛艶、李 建美、楊 曼玲、楊 紅云、刘 慧娟、莽 德芬 |
【参加大学及び協力大学(順不同)】
■日本側
東京大学1名、筑波大学1名、御茶ノ水女子大学1名、埼玉県立大学1名、
早稲田大学1名、専修大学3名、法政大学1名、清泉女子大学2名、大東文化大学(既卒)1名
■雲南側参加大学:
雲南師範大学5名、雲南民族大学5名、雲南大学3名、雲南大学滇池学院3名
(ペー族、ヌー族、リス族等、雲南少数民族を含む) |
【協力団体(順不同)】
雲南省招商合作局/楚雄武定県 老木坝小学校/寻甸県 日中友好老村小学校 |
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