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    曼等郷菜戸小学校調査

 曼等菜戸完全小学は、思茅地区景東県曼等郷にあります。曼等郷は漢族の他、イ、回、ヤオ、白、ハニ族などが暮らしている地域です。プーアール茶の生産地であり、樹齢2700年の世界最古のお茶の木があることでも知られている。郷を抱く無量山は、長腕猿が生息していることでも有名です。

 菜戸小学校には69人の子供たちが勉強し、生活しています。その7割がイ族です。農民の協力で作られた校舎は泥壁と木で出来ています。壁は所々崩れ、木の骨が見えはじめています。校内の中心には2メートル四方ほどのため池があり、山からの雨水がためられています。学校での生活にはこの水が使われるとのことです。

  学生は自炊場で自分で自炊をしています。地面にブロックを二つ並べ、薪を燃やして自分の食事を用意するという。自炊場にはブロックの「かまど」が10ほどあり、部屋の中はすすで真っ黒でした。日本の小学校では考えられません。初鹿野が麗江の地震の時、現地で見た小さな子供も早朝から自分で火をおこし食事を用意していました。その様子が思い出されます。この地域の子供の学習と生活の環境の厳しさを実感させられる光景でした。

  学校は収入確保のために裏山を利用し、お茶を植えています。また、司法庁のボランティアの支援を受けて桑の栽培も行っています。この地域は養蚕が盛んで、5〜9月の養蚕の季節には蚕が見られるそうです。学校は高い見晴らしの良い所にあり、校内では色鮮やかなピンクの桃の花が出迎えてくれました。訪問時、学校は冬休み中で、子供たちはあまりいませんでした。代わりに民族衣装を着た校長先生や先生方が迎えてくださいました。

校舎
支えがなければ崩れてしまう校舎
  教室
春休み中の教室の様子
お茶畑
裏山に児童たちの営む
茶畑がありました
  タンク
雨水を貯めるタンク
不衛生な生活水
こども
この学校に通うこども
  炊事場
レンガを積んだだけの学校の炊事場
家族
快く家を見学させてくれた一家
  花
乾季で土埃の立つ春
全景
裏山から見た学校の全景
  記念
案内してくれた校長先生と校庭にて


   
 
 
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更新日: 2011年2月21日 16:36
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