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    第4校目「日中藤誼僑愛小学校」フレンドシップ交流


 2007年1月、支援校第4校目「日中藤誼僑愛小学校」の子どもたちから、同小学校とフレンドシップ提携を結んでいる沖縄県久米島町立仲里小学校の子どもたちへ作文の贈り物が届きました。
 雲南省の厳しい大自然の中で暮らす子どもたちの作文を、原文と翻訳文を合わせてご紹介します。(※原文は画像をクリックすると、大きいサイズでご覧いただけます)

故郷が変わった  
 私の故郷は福貢県にある架科底郷里吾底村です。
 昔、村には何もなくて一世帯で石油ランプひとつだけ、暗くていやな感じでした。テレビもラジオも観たり聴いたりできませんでした。泥道は曲がりくねって坂も多かったので、登るのが本当にいやでした。でもしょうがないです。祖先代々ここに住んでいるから、いやでも自分の生きる場所なのです。
 ここの山はとても青くて、水も透き通って甘いです、森もたくさんあり、いろいろな動物も居ます。自然環境がとてもよく、住み心地がいいですよ。もし電気が通れば生活はもっと良くなるでしょう。
  いま、私の故郷にもやっと電気が通りました。電気が通ったその日、私はとても興奮していました。村人みんなの願いクリックすると大きいサイズでご覧いただけますがやっと叶えられたので、みんなもとても喜びました。それ以来、昼間も音楽が聴けるし夜もテレビが見れるようになりました。また、明るい光の下で勉強できるようになったことは何よりの幸せです。
 2004年、やっと車が通れる道が村まで通りました。これで私の故郷も将来、もっと発展できるようになるに違いないと思います。
(福麗英)

私の故郷
 私の故郷は怒江大峡谷にあり、ここには私たちの憧れる不思議な山があり、原始的な森林がここに暮らす民族を守っています。

 私の故郷は竹の世界です。竹の葉で造った各種の竹笛と日常生活用品。竹林で遊んだりします。時の流れとともに、私はもっと竹を愛するようになりました。それは竹が生活に役立ってくれるだけでなく、その高潔な風格が私たちを敬服させるからです。クリックすると大きいサイズでご覧いただけます
 ほら見て。竹は岩のそばで生長し、日差しにじりじりと照らされても、嵐に打たれても負けずに緑いっぱいに生き延びる竹です。
 竹の強さを学んで、私も強くならなければと思いました。

(迪三益 5年3組)

故郷のリンゴ
クリックすると大きいサイズでご覧いただけます 私の故郷は高犂貢山の麓、きれいな川が流れている小さい村です。この美しい環境に住んでいる人々は勤勉でやさしく、お客さんをもてなしするのが好きです。
 置かれた環境によって生きる道が違うといわれていますが、まさにその通りです。私の村は山の恵みに頼って生きているんです。村の周りに杏、リンゴ、桃など果実の木がいっぱい植えています。私の家の周辺にもいっぱいあります。中でも一番好きのはリンゴの木です。私は、リンゴが大好きです。いい香りして味が甘くて………。
 家の庭に一本リンゴの木が植えています。春になると、リンゴの白い花が満開すがすがしい香りが庭中に漂っています。何日か経つと、散り始めた花のところに小さいリンゴの実が出てきました。秋になってリンゴが成熟し、一つとって口に入れたら甘い香りが口いっぱい。その頃にはリンゴの葉も黄色くなり、散ってゆきました。
 私はわたしの故郷を愛し、故郷のリンゴを愛しています。
(格南思)

私が愛する故郷
クリックすると大きいサイズでご覧いただけます 私の故郷は高犂貢山の麓にある綺麗な川が流れている小さい村です。この美しい環境に住んでいる人々も勤勉でやさしくお客さんをもてなしするのが好きです。
 おかれた環境によって生きる道が違うといわれていますが、まさにその通りです。私の村は山の恵みに頼って生きています。村の周りに杏、リンゴ、桃など果実の木をいっぱい植えています。
 春にはいろいろな花が咲き、蜂は忙しく蜜を取り、蝶々は花の群れのなかで踊っています。
 私は桃の木が大好き。ピンク色の桃の花がゆっくりと散ってゆくと、小さい深緑の毛がふさふさした桃が出てきます。秋になると丸々と赤い色をした桃が、木の枝を地面に引っ張るようにしていっぱい実ります。一口噛んだら甘くてさくさくと歯ざわりも良い。村の人は収穫した桃を市場で販売し、いつもいい収入になります。来年もいい収穫がありますように……。

 私は故郷を愛しています。ここは私の育った場所。私の全てがここにあり、忘れがたい記憶を残してくれました。
(張麗英)




   
 
 
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  更新日: 2011年2月21日 17:20 copyright