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    神奈川県茅ヶ崎市立第一中学校にて、講演会実施
 神奈川県茅ヶ崎市立第一中学校2年学年主任、飯田芳之先生より、当協会に講演会の依頼があり、2年生200名に対して初鹿野惠蘭理事長が2003年10月30日に講演会を行いました。

「今の日本の子どもたちは、『勉強ができる』という素晴らしい環境で生活できていることに気が付いていません。世界には勉強がしたくても、その機会と場が持てない子どもたちがたくさんいるのだということを知って欲しいと思っています。自分たちに与えられた勉強の時間を大切にして欲しいのと、世界の状況につい関心をもっていってくれればと思い、今回講演を御願いしました」

 これをきっかけとして、機会があれば両国の子ども同士の交流などにつながればいいと思います。




 雲南省の地図や雲南の子どもたちの生活を写した写真、学校の写真などを交えて講演会は進みました。後日、第一中学校から協会宛に生徒たちの感想文が届きました。茅ヶ崎市立第一中学校みなさん、ありがとうございました。

講演会のきっかけを作って下さった会員の岡本さんからのお便り

 私には中学2年生になる娘がひとりいるのですが、彼女やPTA活動を通じて見たいまどきの子どもたちにたいして、とても残念に思うことがありました。それは、彼等には『勉強ができる』と> いう素晴らしい権利が与えられているのに、それをとても不自由と感じていることです。

 世界には勉強したくてもその場や時間を持てない子どもたちが沢山いること。恵まれた環境で勉強できるありがたさ、そういったことに気が付いて、いまの自分達の時間を大切に過ごして欲しいと思っていました。
 そこでこの思いと、今、ボランティアとして協会のお手伝いをさせていただいていることを、娘の学校の学年主任である飯田先生にお話したところ、ぜひ協会の活動と雲南省の状況を子どもたちに聞かせたいということになり、講演会を開きたいということになりました。
 惠蘭さんは多忙のなか、このお願いを快諾してくださり、10月30日に2学年総合学習の一環として講演会を開催することができました。

 子どもたちがどんな反応示すのか、不安と期待が入り混じる講演会となりました。日本の一般的な中学校をご存知の方は想像していただけると思うのですが、何人かは居眠りをしたり、だらしなく座っている子もいましたが、スライドを見ながらの講演は子どもたちの心を動かしたようです。
 講演終了後、感想を寄せてくれましたので、ここで幾つかご紹介したいと思います。
 ご多忙の中、日本の将来を担う子どもたちの教育のために貴重なお時間を割いてくださった惠蘭さんに心より感謝いたします。


岡本 俊子





生徒さんの感想文

★素直に思ったのは、本当に私たちは恵まれているということです。日本は、勉強できる環境が整っているにもかかわらず、努力しない人がたくさいます。雲南省の子どもたちは、一生懸命努力し、学校に通える人はそれだけで恵まれていて、私たちは義務教育で学校に通うことは当たり前で、時にはズル休みをしてしまうこともあります。そして、休みの日には親に好きな洋服をたくさん買ってもらったり、いろんなところへ連れて行ってもらい、本当にぜいたくだなぁと思った。当たり前のものと思わず、一つ一つに『幸せだな』と喜びを感じ、努力もしていきたいと思いました。

★今日の講演会は、短い時間の中でたくさんのことを知り、学べたと思います。そして、私たちはしあわせなんだなぁと実感しました。惠蘭さんの「一人の生きている人間として」という言葉は、とても心に響きました。人のためにここまで尽くすことのできる惠蘭さんはすごいです。私たちにできることが、懸命に学ぶことなら、毎日一生懸命勉強したいと思います。ありがとうございました。

★私は今日の惠蘭さんの話を聞いて思ったことが一つあります。それは厳しいじょうきょうにいるはずの子供たちがとても生き生きとした顔でキラキラとしていたことです。私たちよりも大変な暮らしをしている分、とても生命力にあふれていると思いました。惠蘭さんの貴重な時間を使っていただいてありがたく思っています。本当にありがとうございました。

★今日は私たちのために講演をしていただき、ありがとうございました。私たちは毎日、当たり前のように学校へ行き、おいしい食事をし、色々な遊びをしたり、かわいい洋服や自分のほしいものを買って生活していけるけど、それができなくて、学びたいのに学校へいけない。学習以外だと家の仕事をしていて、遊ぶこともよく知らないような子どもたちがたくさんいると思いました。それから、小学校を作り、子どもが学習するときの環境を少しでも良くしたい、と考えてボランティアで活動する初鹿野さんは素晴らしいと思いました。私も、今度、機会があれば募金などで協力しようと思っています。本当にありがとうございました。

★僕は惠蘭さんの話しを聴いて第一に印象に残ったのは、僕たちが恵まれすぎているということです。僕たちが普通に学校に通えるのも、本当は普通ではないと自覚していませんでした。次に、僕たちは恵まれて学校に行っているのに、真剣に勉強していない。でも、中国の雲南省の子どもたちは、恵まれていない環境で必死に勉強している姿に感動しました。僕はまだ中学生なのであまり思い切った事は出来ないから、この恵まれた環境で必死に勉強していきたいです。今日はお忙しい中、ありがとうございました。

★今日は、第一中学校に来ていただいてありがとうございました。惠蘭さんが来る前に、先生から少しだけ話を聞いていたけど、ぜんぜん想像がつきませんでした。今日それがわかってよかったです。雲南省は、私の想像以上に貧しいところでした。今日の話の中で印象に残ったことは、−10℃位の場所で手術をするということです。写真を見ても、設備が整っていないことが分かりました。日本と比べると、すごく違うことが分かりました。惠蘭さんは、私たちにできることは「一生懸命勉強すること」とおっしゃいました。だから、勉強することを大事にしたいと思います。

★少し難しい講演でずっと緊張しっぱなしでした。でも、今中国の雲南省では学校に行けない子どもたちがとても多いことが分かりました。この日本では学校に行くことができないなんて考えもしたことがなく、学校に行ける幸せ、勉強できる幸せなどを忘れていました。惠蘭さんの話を聞くことによって、勉強できる幸せを再確認することができました。

★今日講演を聴いてとても思ったことは、いかに私たちが幸せで教育を受ける事ができているかということです。今まで私は、自分達のことししか考えていなくて、教育を受ける事ができる子どもは20%しかいない場所なんて考えたことがありませんでした。それと、一番驚いたことは、20世紀になって初めてトイレができたということです。私は、そういう場所があるなんて信じられませんでした。それと、子どもたちが遊ばないなんて、生きることを楽しめないんではないかと思いました。 惠蘭さんがおっしゃったとおり、恵まれた教育をしっかりと受け、将来のために役立ちたいと思いました。

 この講演会では、多くの生徒たちが、講演会の目的でもあった「自分たちの恵まれた環境について感謝する気持ち」に気づいたようです。どんな国に生まれても、どんな国で育っても、基礎教育がちゃんと受けられ、みんなが幸せに暮らせるように、世界中の人たちが協力していきたいものです。そのためにも、明るく幸せな地球の明日を担っている、大変恵まれた国日本に住む若者達に、世界の状況の生の声を、これからも届けていきたいと思っています。そして、これをきっかけにして、いろんな国に関心を持ち、21世紀を生きる仲間として、若者同士が交流していってくれることを願っています。
 こういう素晴らしい機会を作ってくださった会員の岡本さん、中学校の先生方、生徒さん、ありがとうございました。


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  更新日: 2010年12月1日 18:56 copyright