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    神奈川県保健福祉大学教授、雲南少数民族の老人介護を視察

8月17日から31日の日程で、神奈川県より澤田順夫さん・信子さんご夫妻が雲南で少数民族の老人介護の現状と問題について調査・研修をされています。澤田信子さんは神奈川県立保健福祉大学社会福祉学科教授として広く老人介護、社会福祉の実践と研究でご活躍されています。ご主人の澤田順夫さんは、奥様同様社会福祉士の資格をお持ちで、これまでにも中南米、中国少数民族の社会福祉の調査、実践を積んでこられました。

今回の研修では昆明、大理、麗江を訪問し、小学校での敬老教育、農村での老人介護、養老院等施設の状況などの調査を目的とされています。協会は、これから高齢化社会へ変わってゆく雲南省、そしてもっともっと元気になって欲しい日本で交流できればと、研修のお手伝いをさせていただきました。昆明事務局から二見が同行した、8月18日の昆明研修の様子をご報告します。

養老院訪問

8月18日、昆明市帰国華僑連合会の皆さんに同行していただき、昆明市街地北西にある養老院、雲南省紅十字会老齢公寓(中国では赤十字は紅十字会と呼ばれる)を訪問。施設内の見学の後、4人の入居者の方々、黄院長ら職員の皆さんと話合いをされました。途中、入居者の方から澤田さんへ直筆の中国画のプレゼントもありました。澤田さんからは、サイン入りの著書がプレゼントされました。

- 養老院の食堂で -
左から澤田順夫さん、
昆明市僑連徐宏基副主席、黄傑院長、
李稀麟副主席、澤田信子さん
- 入居者の部屋にて -



黄院長からは、日本などの国も高齢化社会が進んでいるが既に社会的基盤が整ってきてからの変化であるのに対し、中国は発展途上にある中で高齢化が急速に進んでおり介護の技術・考え方、政策などの向上が追いついていないという問題がある、という説明がありました。
看護婦長によると、現在介護の技術や情報が圧倒的に足りないが、特に認知症高齢者のケアについてガイドラインが全くなく手探りで勉強している最中であるとのこと。
介護の専門家である澤田さんは、日本で認知症高齢者への介護はある程度まで進んでいるので関連する資料を提供できる、とお話していらっしゃいました。

- 図書館で過ごす皆さんの様子 -
- 中国画と著書を手に、記念撮影 -

小学校訪問

午後、昆明を出発し嵩明県周達小学校へ出発。今は夏休み中で先生や児童はいませんが、康校長先生、嵩明県帰国華僑連合会、周達村委員会主任の方々が迎えてくださいました。
簡単な小学校の紹介の後、小学校での敬老教育、農村部での高齢化、過疎化への対応について話合いが行われました。
嵩明の皆さんからの説明を受け澤田さんは、中国の少数民族の人々は精神的にとても強く、日本の多くの高齢者に欠けているたくましさがある、とお話していました。

- 嵩明県周達小学校での会談 -
- 最後に皆さんと校門の前で -

澤田さんは今回の研修を基にこれからも研究を続けられるご計画です。一組の夫婦で4人、8人の父母、祖父母をみることになる中国と、高齢化社会の経験豊かな日本の間でこれからも交流や協力ができるよう、協会は今後もお手伝いしていきたいと思います。

最後になりますが、澤田ご夫妻が当協会の活動資金として、3万円を寄付してくださいました。暖かいご支援、心からお礼申しあげます。


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  更新日: 2008年1月8日 15:25 copyright