雲南省曲靖市宣伝&友好交流会
雲南省人民政府僑務弁公室・王冰副主任 ご挨拶


(日訳文)
 
敬愛なる初鹿野恵蘭理事長
敬愛なる御来賓の皆様

 本日は、初鹿野恵蘭理事長の大きなご支持のもと、ここ日本の東京で、日本•雲南聯誼協会の会員の皆様、ご来賓の皆さまにお会いできて、とてもうれしく思います。
 このたびは初鹿野恵蘭理事長、そしてご来賓の皆さまに、ご多忙の中、お集まりいただきましたこと、訪問団、雲南省人民政府僑務弁公室を代表して心から感謝いたします。
 また、数年来にわたる皆さまの雲南省に対するご支援に対し、心からの敬意をはらわせていただきます。
 日本への訪問はこれが初めてですが、今回、日本・雲南聯誼協会および日本の友人方のご厚情が、深く印象に残りました。私たちに対する親しみや暖かさ、友情、そして優しさを、とても感じさせてくれました。

 私たちの今回の来日の一番の目的は、友情と、互いの協力関係を強めることにあります。9月29日は日中正常化35周年です。日本、中国の両国は、きわめて緊密な関係にある隣同士の国です。

 雲南省は、中国の西南の端にあります。面積は39.4万平方メートル、
4061キロメートルの国境線が、ベトナム、ラオス、ミャンマーの3カ国と接しています。
 雲南省は旅行大国で、大変珍しく、すばらしい自然景観、多彩な民族風情に恵まれています。雲南省は中国で最も少数民族の多い省で、勤勉でまじめな26の少数民族が、仲睦まじく暮らしてます。
 全省の少数民族の人口は1,400万人強で、雲南省の人口の約3分の1を占めています。 千百年の発展を経て、雲南省の各少数民族はそれぞれ独自の、豊富で多彩な民族文化やをつくりだしてきました。 たとえばナシ族のトンパ文化、タイ族のタラの葉の文化、イ族の太陽暦文化、そしてハニ族の棚田文化などです。 雲南省はまた、人類の起源地の一つでもあります。1500万年前から170万年前の類人猿の化石が、次々と発見されています。それだけでなく、長い歴史がつちかった文化、伝統、そしてたくさんの遺跡が、雲南省の文化に深みを与えています。
 しかし、雲南省は経済的にはまだ未発達で、200万人強の貧しさに苦しんでいます。私たちは、勤勉でまじめな各民族とともに、自分たちのふるさをと変えてゆく努力をしています。

 ここ数年来、日本と雲南省の交流は、大変活発です。雲南省から日本へは、松茸や有色金属などが輸出しています。また日本からも、主に電化製品が輸入されています。

 民間の交流も活発で、日本から多くの民間団体が、雲南を訪問しています。日本・雲南聯誼協会の初鹿野理事長は、毎年、数回雲南省を訪れ、また昆明市に協会の事務局を設立しています。雲南省の貧困地域に、これまでに4370万円の援助をし、建設中の3校を含め、17校の小学校を寄付しています。
 また、225万円の資金援助で、75名の貧困少数民族の子供たちが、学校に通えるようになりました。 日本・雲南聯誼協会は、教育支援以外でも、多くの方面で優れた成果を残しています。300万人民元を投入しての辺境地区の農業改善、日本の専門家を招聘しての、雲南大学や昆明理工大学との学術交流の推進、日本の先進技術を招いての昆明の滇池の汚染処理に協力してきました。 また、雲南省宣伝のため、東京新宿にて“雲南小数民族展”を開催するなど、活動は多岐におよびます。
 そのほか日本から雲南訪問視察団を組織し、また雲南省来日訪問団を接待してきました。 長年にわたり、日本・雲南聯誼協会は“仕事を敬い、積極的に、平和を愛する”ことを理念とし、“多くの日本の方々に、雲南省に対する理解を持っていただき、雲南貧困地域支援へご協力いただくこと”を基本理念として、日中両国の友好の架け橋となってきました。

 ここで、再度、日本雲南聯誼協会、初鹿野理事長、そして日本の皆さまに対し、心から感謝を述べたいと思います。
 そして、技術評論社の片岡社長、北原脳神経外科病院の北原理事長にも、特に感謝いたします。片岡社長は雲南省にとって古い友人で、雲南省の宣伝、日本・雲南聯誼協会の活動にも大変な貢献をしてくださいました。今回日本でお会いできて、とてもうれしいです。 北原理事長もまた、昆明市で脳神経外科病院進出プロジェックトを実行して以来、たびたび昆明市へ視察にいらっしゃいました。このプロジェックトの成功を、期待しております。  

 私は今日のこの日を通じて、さらに一歩進んだ深い友情を築きたいと望んでいます。
 まもなく、我々代表団の副団長である曲靖市副市長の許建平より、曲靖市についての紹介があります。

 来年の春、花の咲く頃、雲南省の曲靖市で、「第五回 世界雲南同郷聯誼大会」が開かれます。そのときには、皆さまをお招きし、中国第三の大河の源流である「珠江」に来ていただき、一面の菜の花畑を観賞しながら、さらなる友情発展の機会をうかがいたいと思います。 皆さま、旅行観光、提携、商談など、ぜひ雲南にいらしてください。雲南省へのさらなるご関心とご協力、そしてご指南を、ぜひよろしくお願いいたします。

 あと少しで、中国の中秋節です。日中国交正常化記念日、続いて中国の国慶節もやってきます。私たちは、日本と中国、両国の友好を祈りたいと思います。来賓の皆様が、ご健康でいらっしゃいますよう、そして皆さまの事業がより発展いたしますようお祈り申し上げます。 皆さま、本日は本当にありがとうございました。

2007年9月10日
雲南省人民政府僑務弁公室・副主任 王冰