雲南省南部を原産地とする中国茶(黒茶)の一種です。 プーアル市のハニ族イ族自治県の高地山間部を原産地とし、雲南省最南部のシーサンパンナタイ族自治州でも栽培されています。ちなみに、プーアル市は旧名を思茅市といいましたが、2007年4月18日に茶名にちなんで改名されました。 言い伝えによれば、プアール茶の起源は約2000年前に遡り、この頃は生の茶葉を茹でその茹で汁をそのまま飲んでいたそうです。 雲南省の一部の少数民族の人々の間では、今もまったく同じような飲み方を続けています。 プーアル茶は、加熱によって酸化発酵を止めた緑茶をコウジカビで発酵させてつくり、次第に色が褐色になっていきます。この工程が長いほど、味はまろやかに、値段も高価になります。 サポニンやミネラルを含み、脂肪分解作用もあるので、脂っこい食事の後に飲むとよいといわれています。 茶葉を固めて円盤状にしたものなどがあり、これを茶餅(または餅茶)といいます。このような形になったのは1800年前ごろで、その後改良が加えられ、皇帝への献上品にもなったそうです。 多少かびのようなにおいがすることがありますが、これは製造方法によるものですから飲むのには問題ありません。 お茶を煎れる際には沸騰したお湯を使い、急須や茶碗も温めておきましょう。一箭目は、ほこりやコウジカビを除くためにさっと煎れて捨てます。二煎目から飲みますが、蒸らす時間はお好みで結構です。熱いお湯で心をこめて煎れるのがおいしいお茶の秘訣ですよ♪