雲南省昆明理工大学にて「第3回経営工学セミナー」開催

日中国交正常化30周年の正式項目として、3年間のプロジェクトではじまった経営工学セミナーは、今回、最終年の3回目を迎えました。3年目となる今回 は、雲南省昆明理工大学にて1週間のセミナーを開催しました。唐澤英安理事・東海大学教授の村松健児監事・同じく東海大学の小林稔先生をはじめ5名が雲南 省に赴きました。

出発当日、天気はあいにくの台風のため、関西空港で1泊を余技なくされるというアクシデントがありましたが、翌日、5名の先生方は無事に昆明に到着しました。

この経営工学セミナーは、中国の学生がより実践的な知識を深め、次世代の社会作りにつながれば、という日本側の先生方の思いで今回も実現することができました。
講義は英語と日本語で行われ、昆明理工大学の学生たちも、遠く日本からの教授陣の貴重な講義を聞き逃すまいと、1週間真剣な姿勢で挑みました。

村松先生の講義の様子	講義を真剣に聞く学生たちと唐澤先生

最終日には、中国の学生数名によるプレゼンテーションが行われました。先生方の一週間の熱の入った講義に応えるように、彼らもまた1週間のセミナーの成果を十分に発揮してくれました。

最終日は学生からのプレゼンテーション

経営工学セミナーを通して中国の学生がより実践的な知識を深め、次世代の社会作りにつながれば、という思いから先生方の大きな協力を得ながら当協会が進めてきました。その成果を十分に感じられるセミナーとなりました。

今回雲南省に赴いた5名の先生方、昆明事務所の林さん、馬主任、昆明理工大学の諸先生と学生の皆さん、お疲れ様でした。