恵比寿で出会う雲南省の子どもたちの笑顔 〜第二回初鹿野恵蘭写真展開催〜 |
2008年4月15日(火) 〜20日(日)、東京・恵比寿にある「恵比寿麦酒記念館」にて、中華人民共和国駐日本国大使館領事部のご後援、サッポロホールディングス株式会社のご協賛 により、当協会主催にて「第二回 中国雲南省大自然とともに生きる少数民族の子供たち〜初鹿野恵蘭写真展」を開催しました。
今回は、カラー写真に加え、初めて白黒写真も出展し、合わせて26点の作品を展示しました。場所柄のお陰でしょうか、6日間で何と1400人余の方が御来場くださり、大盛況のうちに終了することができました。
初日のオープニングセレモニーでは、中華人民共和国駐日本国大使館領事部総領事于淑媛様、麦酒記念館名誉館長岩間辰志協会顧問、その他多数の 方々からご祝辞をいただきました。皆さん、雲南省や協会にひとかたならぬ愛情をお持ちの方ばかりで、協会の活動に熱い応援のお言葉を下さいました。
中華人民共和国駐日本国大使館 |
恵比寿麦酒記念館名誉館長
岩間 辰志協会顧問 |
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元埼玉県副知事 都筑信様
協会のサポーターをされています |
雲南懇話会会長
安仁屋政武様 |
その後、ギャラリーに場を移し、技術評論社代表取締役社長・片岡巖協会顧問のご挨拶と乾杯のご発声がありました。
ご来賓の皆さまは、麦酒記念館(サッポロビール)ご提供のビールや清涼飲料水を手に、とても和やかな雰囲気で写真を鑑賞されていました。
写真展会場入り口
美しいお花を頂戴しました |
ギャラリー内展示の様子
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技術評論社代表取締役社長
片岡巖協会顧問 |
片岡社長の挨拶を聞く
ご来賓の皆さん |
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ビールで乾杯! (サッポロビールからご提供いただきました)
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写真を真剣に見る
ご来場者の皆さん |
今回の写真展では、一時間以上かけてみてくださった方、一枚一枚イスに座りながら見てくださった方もいて感激しました。
前回に続いて、子どもたちのはにかんだ表情やしかめつらの顔など、愛らしい姿が好評でした。彼らの日常生活や自然を写した写真に、「日本の原風景のよう だ。」「小さい頃を思い出した。」などの声も聞かれました。白黒写真も大変評判がよく、特に、独龍族の100歳のおばあさんの写真は、顔に刻まれた深い皺 が彼女の人生を雄弁に物語り、「心を揺さぶられるものがあった」との感想もたくさんいただきました。
また、来場者の中には、観光で来た外国の方も大勢いらしゃいました。初めはどう話しかけてよいか会場スタッフも戸惑いましたが、片言の外国語で一生懸命 説明しているうちにこつをつかんだでしょうか?中には募金箱に寄付していって下さる方も結構いらして、とても嬉しくなりました。謝謝!
写真を通して、私達の支援先である雲南省の素朴な少数民族の子どもたちの現状を知ってもらいたい、という写真展にこめた思いは、たくさんのご来場者にも伝わったのではないでしょうか。
たくさんの方がギャラリーを
埋めつくすほどになりました |
外国のお客様と一緒に
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資料コーナーでは
雲南省や協会の活動を紹介 |
民芸品を品定め?
お買い上げありがとうございます! |
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子供たちが学校で作る
刺繍の靴の中敷 |
民族衣装で勢ぞろい!
何族かわかりますか? |
今回の写真展は、多数の方にご来場いただき、大成功といってもよいと思いますが、幾つかの課題も見えてきました。写真展は、写真を見ていただくことはも ちろんですが、一人でも多くの方に協会のことを知ってもらい、協力者になっていただくことが本来の目的です。そのためには、更なる工夫を凝らしていくこと が必要だと感じました。
今回もたくさんの会員やボランティア、その他関係者の方から、お花や差し入れ、ご寄付などをいただきました。温かいお心遣いに一同とても励まされまし た。いつも本当にありがとうございます。
また、事前準備や写真展開催中もたくさんのボランティアの皆さんにお手伝いしていただきました。中には、近藤釼一さんのように、わざわざ愛知県から一週 間泊りがけで来てくださった方もいます。本当に頭が下がります。皆さんのお力によって写真展を成功させることができたのだと思います。本当にありがとうご ざいました。辛苦了!
会場で慎重に写真を取り出す
鈴木肇さん |
掲示物を作る
山本忠明さん |
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かわいいPOPを書いて下さった
狩野さん |
受付をして下さった
山口了さん、小林光昭さん |
■写真展に来られなかった方…
写真展で展示した作品の一覧表と、初鹿野恵蘭理事長からのごあいさつをご覧いただけます。是非ご覧ください。
>>> 写真展展示リストを見る
>>> ごあいさつを読む
※どちらもpdfファイルを使用しています。