NPO法人 日本・雲南聯誼協会

 

 

 

 

 

 

 

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    雲南省昆明市デン池管理局「環境セミナー」開催


長野県農事試験場にて手塚部長より稲の品種改良の説明をうけました


2004年12月10日(金)〜24日(金)、雲南省昆明市にあるデン池(昆明湖)管理局のエンジニア7名が来日、研修を行いました。地球規模で大きな 問題となっている環境問題、私たちの生きていく中で欠かせない水ですが、雲南省でもその水の汚染が進んでいます。昆明市の発展に伴い、市内でん池の水質汚 濁はここ数年、たいへん深刻な問題となっています。
当協会では、昨年度よりでん池管理局に協力する形でセミナーの開催をしています。
今回は、農業由来の汚染対策としての「不耕起栽培」技術の日本の実践状況等を勉強するために、長野県を訪問しました。当協会顧問、長野県県議会議員の宮 澤敏文様のご尽力により、長野県農政部がセミナー・実地研修をご用意してくださり、でん池のエンジニアたちとって非常に大きな収穫となりました。また、長 野のほかにも東京では会員で信州大学教授の中本信忠先生の水の浄化に関する講義、滋賀県で琵琶湖研究所を訪問、霞ヶ浦では社団法人霞ヶ浦市民協会の皆様に ご協力いただき、それぞれがどれも充実した研修内容となりました。
お世話になりました皆様には心よりお礼を申し上げます。

【主な研修先・協力機関】
長野県県議会議員宮澤敏文様・長野県農政部様・長野県農事試験場様・株式会社市野屋商店(日本酒蔵元)様・社団法人霞ヶ浦市民協会様・霞ヶ浦インフォメーションセンター様・滋賀県琵琶湖研究所様 ・信州大学中本信忠教授

長野県庁で 長野県農政部による
農業セミナー
不耕起田植え機の実践
前日までの講義を実地で再確認
前列右から2番目
当協会顧問
長野県県議会議員宮澤敏文様
霞ヶ浦インフォメーションセンターで
水の浄化サンプルをみているところ

東京目黒の事務局にて
信州大学中本信忠先生の水の浄化と
不耕起栽培に関する講義
霞ヶ浦水野交流館で休みにもかかわらずセンターを開放しセミナーをしてくださった社団法人霞ヶ浦市民協会の方々と

長野県農事試験場
右側が県農政部の酒井さん、 試験場の手塚さん

デン池管理局では農業由来の汚染だけではなく、生活排水、工業排水による汚染を都市計画とともに模索中です。今回は農薬をほとんど使用しない、自然に近 い状態で行うことのできる不耕起栽培に注目、長野での実際を視察し、雲南省での取り組みを見直しました。今後の取り組みに良い影響を与えられるような、そ んな素晴らしいセミナーを受けることができ、来日団員一同、感激して雲南へ帰国しました。

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