当協会が学校建設支援「５０の小学校プロジェクト」のフォローアップ事業として新たに開始した「１００万回の手洗いプロジェクト」ですが、６月２５日にＪＩＣＡ地球ひろばにて開催された『「水と衛生」第一回開発課題への草の根的アプローチセミナー〜衛生遍〜』のゲスト講師として、薄田榮光プロジェクトマネージャーが当プロジェクトに関する講演を行いました。

セミナーには、「水と衛生」に関心を寄せる４０名近くの方が来場し、また、テレビ会議システムを通じて大阪からの参加者もあり、熱気に溢れていました。発表は当協会のほか、日本下水文化研究会のバングラデシュでのエコサントイレ（２穴トイレ）の普及、ＪＩＣＡ国際協力専門員によるＪＩＣＡのプロジェクトが紹介されました。

発表後、多くの参加者から質問が出ましたが、技術的な部分に関する具体的が質問が多く、実際に他地域でのプロジェクトを検討していたり、研究している方が多かったように感じます。
セミナー会場の脇には、それぞれのＮＧＯの展示コーナーがあり、当協会からはプロジェクト紹介のパネルのほか、パンフレット、保健と衛生教科書、ペーパーサーブを展示しました。

今後も、当協会ではプロジェクトの進行状況を皆様に報告していきたいと考えています。