NPO法人 日本・雲南聯誼協会

 

支援交流

 

nantokatwitter

公式ナビゲーション.....;http://twinavi.jp/

平田支部長雲南便り

クリックで協会ブログへ!volu
協会10周年記念誌「笑顔を君に」好評頒布中!

now loading

 

 

 

 

 

 

 

支援校

100万回の手洗いプロジェクト(JICA草の根技術協力事業)

    第3回現地派遣活動−建設状況確認と2度目の集合研修

3回目となる現地派遣活動は、2010年1月6日から2月10日の日程で行われました。現地では、支援施設の建設状況や夏の研修を受けた衛生授業の実施状況が確認されたほか、支援校の先生方を昆明へ集め、2度目となる集合研修を実施しました。



    新型インフル騒ぎでパネルシアター上演―研修成果が奏功

現場視察での聞き取り調査によると、第1回研修後の9月、匹河中心小学校でインフルエンザが流行し、新型インフルエンザを疑って大騒ぎになりました。このことを教訓に、翌10月、同校では全校生徒636人と教師36人を講堂に集めて、研修で学んだパネルシアターを上演し、予防の徹底を図ったということです。上演したのは、手洗いの6ステップ、『西遊記(手洗いをテーマにした西遊記の一場面を研修で作成したもの)』、『しあわせの家族(手洗いをテーマに研修で作成したオリジナル)』、『村長の訪問(研修後に教師たちが作ったオリジナル』でした。
その他、遠福中心小学校、籐誼小学校、白雲小学校でも、手洗い6ステップの指導やポスター・ペープサートを使った授業の実施されました。いずれも、新型インフルエンザの流行が追い風になったようです。

籐誼小学校に設置された
バイオガスのタンク
発生したガスを利用するための
チューブも繋がりました
ガスは会議室脇のパイプを伝わり、給湯室へ。
バイオガスタンクから引かれたガスに、火がともりました!

施設改善の状況としては、まず籐誼小学校視察中にプラスチック製バイオガスタンク二基が到着し、設置が始まりました。白雲小学校では、5トンの給水タンク、13個の蛇口を伴う手洗い場、シャワー室、太陽熱温水システムが設置され、手洗い場のタイル貼りを残すのみとなりました。(※タイルは春節明けに無事設置されました。)また、当初2階建てに改築予定だった白雲小学校のトイレは、技術・資金両面の問題により、建設を見合わせることが決定されました。
関連ブログ:昆明からこんにちは



    衛生授業を徹底復習!−リハーサル合わせ6日間の研修活動

夏の研修のフォローアップとして位置づけられた今回の研修では、前回の復習に加え、救急処置と薬箱の使い方の講義(齋藤専門家)、バイオガスと環境衛生の抗議(雲南エコネットワーク)も行われました。プロジェクトでは前回研修の反省を生かし、創作に慣れない先生方が簡単に衛生授業を実践できるよう、シナリオや型紙をセットにした「スターターキット」を考案し、今回の研修を通してそのスターターキットを先生1人につきひとつずつ自分で作ってもらいました。また、前回の研修後に実際の授業で使ったパネルシアターや、子どもたちが作ったペープサートの発表を行う機会も設けられました。
衛生授業法の総復習と定着を目的とする今回の研修は事前リハーサル3日、本番3日の6日間に渡って行われ、プロジェクト対象5校の先生26名とボランティア11名が参加しました。


★事前リハーサル

研修に先立ち、まずは地元大学生を中心としたボランティアが3日間に渡って研修のリハーサルを行いました。リハーサルでは、スターターキットのサンプルとして、ポスター、パネルシアター、ペープサートの下絵を作成した他、プロジェクトが創作したパネルシアターとペープサート、そしてポスターを使ったロールプレイングのデモストレーションを練習し、研修当日の見本演技に備えました。また、ボランティアチームオリジナルのペープサートとパネルシアターも制作しました。

リハーサル リハーサル
一心不乱に作業するボラさん。リハーサルは昆明支部事務所で行われました
トレーシングペーパーでスターターキット用の型紙を作ります
こちらはデモ演技用パネルシアターの登場人物。若者のセンスは一味違う!
ペープサートの練習もばっちりです

関連ブログ:只今リハーサル中★1日目
只今リハーサル中★2日目
只今リハーサル中★3日目



★研修1日目

前回の研修同様、手洗いやゴミ捨て、身体の清潔などのテーマについて、知識のみならず、行動へとつなげていく体験型の授業として、子どもたちによるポスター作成とペープサート、教師用のパネルシアターを取り上げました。コミュニケーション手段としてイメージの力や言葉の組み合わせをみんなで考えるためのブレーンストーミング(建設的な討議)の方法とロールプレイの復習、誰もが同じように授業や生活指導で使えるよう考案された、トレーシングペーパーを使った塗り絵式ポスターキットの作成を全員で行いました。他に4コマ漫画による展開形式のものがたりづくり、「イメージの花火」によるブレーンストーミング、非言語コミュニケーションを復習するなど、子どもたちによる保健衛生活動プログラム導入に必要な手順とスキルを紹介しました。
関連ブログ:速報!研修本番★1日目

研修恒例、まずは緊張をほぐして打ち解けるためのウォーミングアップです

トレーシングペーパーを利用して「君に石鹸を」というポスターを制作
色塗りは自由。
思い思いの色を塗っていきます
十人十色の「君に石鹸を」ポスターができあがりました!


★研修2日目

2日目は、保健と衛生の授業計画書や子どもたちによる衛生活動を指導するための指導計画書の作成方法を紹介しました。また、3日目の午後に予定されている各学校ごとのデモ授業(既に学校で実施したもの、あるいは研修中に作成するもののどちらでもよい)の発表シナリオ案を作成してもらいました。午後には、プロジェクトチームの齋藤順子氏が学校環境の整備、安全指導という観点から、簡単な救急法や集団感染の対処方法、薬箱の活用と管理の講義を行いました。また、経口補水液の作り方をパネルシアターや実習を組み入れながら紹介しました。
関連ブログ:速報!研修本番★2日目

2日間からは
オリジナル作品の作成が始まりました
明日の発表に向けて猛練習!
お昼ご飯もみんなで食べます

こちらは白雲小学校チーム
経口補水液の作り方講座
まあまあ美味しいよ!


★研修3日目

3日目は、プロジェクトの目標として、個人の衛生だけでなく、周囲の環境や地域の環境保全という視点を学校全体がもつことをテーマに、施設改善と衛生授業との統合を意図した研修を行いました。午前中は、プロジェクトで籐誼小学校に入れるバイオガス施設と環境保全について、雲南エコ・ネットワーク代表の陳永松先生に、施設の仕組みと利点、プロジェクトとの関わりを中心にパワーポイントを使いながら講義してもらいました。午後からは、学校ごとのグループが30分の持ち時間で模擬授業とペープサートまたはパネルシアター作品を発表しました。先生方には予め指導計画書を提出してもらっており、研修時間外に準備していた様子がうかがえました。
関連ブログ:速報!研修本番★最終日

雲南エコネットワーク陳永松先生が
バイオガスに関する講義を行いました
講義テーマはずばり
「バイオガスが環境衛生を変える!」
学校ごとに模擬授業と
オリジナル作品の発表が行われました

皆さん、楽しそうです♪

リハーサル合わせて6日間、本当にお疲れさまでした!
(ボランティア&プロジェクトチーム)


研修参加教師一覧(順不同・敬称略)
籐誼小学校 陳康、福義生、雀全輝、超李春、木益生、和慶香
遠福中心小学校 有叶早、胡玉英、此怒底、楊瓔、木春英、李記才
匹河中心小学校 施正方、豊向忠、和玉梅、伊香蓮、肖三華、普付益
果科小学校 安躍林、李小華
白雲小学校 李国文、彭春華、曾宝林、楊会仙、楊会芬、和有明
ボランティア一覧(順不同・敬称略)
陳建明、陸楊芃子、李微、普春娥、徐尉嵐、曹婷、王海琳、杜佳、八田祐佳、松野志保、ラヒムトラ・シャオケット



    今後、衛生教育に関わる実務や子どもたちの変化を追跡調査

2009年度は、衛生環境・教育に関する実践力を強化するための研修と白雲小学校・籐誼小学校の衛生施設改善を中心に活動してきました。研修の成果は、施設整備がされたのち少なくとも1年間以上モニターする必要があるとの考えから、特に2回の研修内容を充実させることに主眼をおいてきました。教育当局による分校の統合方針や現地側の負担が思うように進まず、当初の計画から外した施設改善が一部ありましたが、ひとまず全ての施設改善を今年度中に行うことができました。
2010年度は、2009年度の研修と施設改善を土台とし、学校現場で衛生教育に関わる実務や環境、子どもたちの知識・態度がどのように変化していくのかを引き続き追跡して行きたいと思います。


第3回現地派遣活動:主な活動内容
1月7日 雲南エコネットワーク(現地協力NGO)訪問
雲南省僑務弁公室(現地パートナ―)訪問
1月10日〜13日 怒江州視察
・福貢県教育局(現地パートナー)訪問
・籐誼小学校視察
・遠福中心小学校視察
・匹河中心小学校視察
1月14日〜15日 白雲小学校視察
1月31日〜2月2日 怒江州再視察
・籐誼小学校視察
・遠福中心小学校視察
・匹河中心小学校視察
2月3日〜5日 研修リハーサル
2月6日 研修会場セッティング             
2月7日〜9日 衛生授業フォローアップ研修
派遣従事者
職務
派遣日程
薄田 榮光 プロジェクトマネージャー 2010年1月6日〜2月10日
山田 美葉 東京本部事務局担当職員 2010年1月22日〜2月9日
齋藤 順子 外部専門家 2010年1月28日〜2月9日

<<< 次の記事
 

お問合せはこちらから

copyright