私の故郷は福貢県にある架科底郷里吾底村です。 昔、村には何もなくて一世帯で石油ランプひとつだけ、暗くていやな感じでした。テレビもラジオも観たり聴いたりできませんでした。泥道は曲がりくねって 坂も多かったので、登るのが本当にいやでした。でもしょうがないです。祖先代々ここに住んでいるから、いやでも自分の生きる場所なのです。 ここの山はとても青くて、水も透き通って甘いです、森もたくさんあり、いろいろな動物も居ます。自然環境がとてもよく、住み心地がいいですよ。もし電気が通れば生活はもっと良くなるでしょう。 いま、私の故郷にもやっと電気が通りました。電気が通ったその日、私はとても興奮していました。村人みんなの願いがやっと叶えられたので、みんなもとても喜びました。それ以来、昼間も音楽が聴けるし夜もテレビが見れるようになりました。また、明るい光の下で勉強できるようになったことは何よりの幸せです。 2004年、やっと車が通れる道が村まで通りました。これで私の故郷も将来、もっと発展できるようになるに違いないと思います。
(福麗英)
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