NPO法人 日本・雲南聯誼協会

 

 

 

 

 

 

 

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雲南の自然

〜中国 花のある生活〜 第10回 フヨウ(芙蓉)

中国名 芙蓉花(fu rong hua)

四川省の成都を首府とした後蜀国の国王は、十世紀半ばに王宮から街路、庭園などに芙蓉を植えさせ、毎年花が咲くと観賞会を開いたとのこと。以来成都は「芙 蓉城」と呼ばれるようになり、現在成都市の花となっています。芙蓉は朝開いて夕方しぼむ一日花ですが、その花が朝は白いのですが昼頃からピンクに色づいて 夕方には赤くなる八重咲きの変種を、昔の人は酒の酔いになぞらえてスイフヨウ「酔芙蓉」と名付けました。 fuyou1

この酔芙蓉が長江流域で大変多く見られます。成都では花の咲く10月には「芙蓉花祭」が武侯祠の隣接した公園で開催され、多くの花見客で賑わいます。

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一重の芙蓉
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酔芙蓉の朝は白色    →    午後にはピンク
翌日は赤色に染まってしぼんでしまう。

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芙蓉花祭の公園は花で埋まる
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